前回と同じく 早朝集合・・・・
しかも夏至に程近い日。
ということは日中がかなり長い
走りを楽しむには絶好の日である。
メンバーも腕と体力に少々自信がある四人で
かなり熱い走りが期待できる。

行き先はどうするか?
「軽井沢」か「清里」のどちらかの避暑地が候補。
せっかく日中が長いのなら 遠い方の「清里」に決定!
高速を使わずに清里まで片道200`超・往復400`超。
道中は起伏変化の激しい峠道・・・。

6:30
スタミナ勝負の耐久ツーリングがスタート。
なるべく早く市街地を抜けたいと思うが
サンデードライバーがそれを邪魔するようだ。
コイツをどうパスするかが問題・・・。
相手にブレーキを踏ませないように一気に抜く
しばらくはこれの繰り返し・・・。


8:00 小鹿野町
最初の休憩 さすがにこのメンバーだと早い!
この先はハイスピードステージ&テクニカルステージの
R299志賀坂峠越え!
R299志賀坂峠も昨年は落石通行止めだったが
今もその痕を残すものの 開通はしている。

ココでは車の流れも少なく熱い走りを堪能。


出発地より約120`地点
「上野村」で最初の給油。

10:00前
「郷土玩具〜」に着く。
ここでしばらくは快適だった国道と別れる。
この先は超低速急勾配の「ぶどう峠」越え。
重い車体・長いホイルベースにF19インチの刀には酷である。


ぶどう峠さえ越えてしまえば道幅の広い道が小海町へと続く。


南相木付近からは馬越峠方面から清里へ向かう道があるが
今は小海町からR141で野辺山・清里へ向かうことにする。

野辺山へ近づくにつれて靄が出てシールドにも水滴がつき始めた・・・
その靄が徐々に濃くなり前への視認も難しい。

それでも清里を目指していると なんだか寒い・・・。
途中で温度表示が出ているが15℃と表示されている。
確かにこの格好では寒いわけだ!!


11:00前
鉄道最高地点に到着するが
さすがに視界の悪さと・気温の低さに
「清泉寮のソフトクリーム」は次回に持ち越し!?
って次回も行くの??

なにわともあれ ココまで来たのだからお約束の碑の前で撮影!
天気さえ良ければバックに雄大な八ヶ岳が見られたのにな〜。
正直いって この碑の前に来るとすごい充実感がするのは自分だけか?

この後は走り続けてきたので 休憩&昼食に決定・・・。



そして下ること10分・・・。
靄も晴れて太陽が見えている・・・。
しかし後ろを見ると靄がまだ辺りを覆っているようだ
山の天気というのは複雑である。

また10分バイクを走らせる・・・と、緑色の大地が見える。
なにやら緑の野菜のようだ。
キャベツかレタスかホウレン草か?
バイクを止めてみんなで覗いてみる・・・どうやらレタスらしい。
そういえばこの辺りは高原野菜が盛んなところでもある。


そしてまた10分バイクを走らせる
11:30
昨年E-VMAX氏と立ち寄った蕎麦屋に着いた。
朝から走りっぱなしなので かなりの空腹だ。
しかし空腹も満たしたいが まずは喉を潤したい。
麦で作られたであろう舶来のドリンクを喉に流し込む・・・。
「う〜ん まいう〜」


帰りは国道を避けて馬越峠からぶどう峠へ向かう。
ココからはさすがに暑さが戻ってきた・・・。
暑さに体力と集中力がなくなってくる・・・ブレーキを掛けるタイミングが怪しい・・・。
酷暑と難所にすっかり顎が上がってしまったころ「郷土玩具〜」に着いた。

携帯してたボトルを迷わず開ける!!!!
水が美味い・・・そう思える瞬間はなかなか無いが 今はそう思える。

清里付近では15℃だった気温も 今は30℃。
これには体もバイクも堪えるわけだ。

涼しげな竹の向こうは川の上流らしい。
単なるレジャーなら川遊びも良いかもしれないが さすがに今は無理だろう。

体も辛いがまだまだ100キロ以上残っている
このツーリングを最後まで楽しむ為にも重くなった体でマシンを走らせる。


少しでも飽きない道を・・・。
集中力が欠け始めてからは 
走りよりも風景を楽しむほうへポジションをシフトする。
行きと同じ道ではつまらないし 情報の収集にもならない・・・。
志賀坂峠ではなく土坂峠をいくことにした。
情報収集ということでは
土坂峠を越えて吉田町に入ってところで 目を引くものがあった。
なんとこの付近では夜は街灯を消して 蛍の光が楽しめるそうだ。
今度はこれを目当てに来ようときめた!


マシンを思うように動せなくなった15:00
道の駅「竜勢会館」へとやってきた。
今はもう「暑い・疲れた」が口を突いてくる。
こうなっては距離も気温も もう耐久・・・。
フラフラになった自分の横でE-VMAX氏がたまらずアイスを頬張る・・・。

補足ではあるが「竜勢会館」というところは
映画「草の乱」のオープンセットが展示してあって
カメラ好きには意外と面白い写真が撮れる場所のようだ!
アングルによっては時代劇風にも思えるかな・・・?


16:00
もう充分ヘトヘトなのに 最後の気合を入れて
長瀞から二本松峠へアタック!
ふれあい牧場を過ぎて小川町へ辿りついた時には すっかり燃え尽きました・・・。


すでに抜け殻状態のまま東松山〜川越へとバイクを走らせる
途中東松山で小休止をする。


17:00
出発地のコンビニに到着!!!
高速を使わずに峠道を選んでの400`超の激走耐久ツーリング・・・。
自分もそうだが参加してくれた皆も自信がついたのではないだろうか?
意外と自分自身で殻を作ってしまって 
その中だけで全てを決めてしまうことがある。
だが今回はその殻を破るには充分な走りができたのではないか・・?
今まで気づかない・あるいは気づこうとしなかった
自分自身の姿がわかったと思う。

参加者は心身共に疲れているはずだが
最後の別れ際は良い顔をしていましたよ!!


「燃えた・・・燃え尽きたぜ・・・」あしたのジョー。

走って・走って400`

日中の長い夏至には遠くへ行ってみたくなる
でも遠くってどこくらいなんだろうか?そこまで体力が持つのか?
だからたまには 自分自身を試してみる・・・。

bikeman

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